はじめに
会社員として働いていた頃、 「これは失ったら困る」 「これは絶対に必要だ」 と信じて疑わなかったものがいくつもありました。
しかし独身でセミリタイアしてみると、 それらの多くは実は過大評価していたものだったと気づきます。
今回は、会社を離れて初めて分かった 「会社員時代に必要以上に重く見ていたもの」を整理してみます。
会社員時代に過大評価していたもの①
毎月安定して入る給料
会社員時代、給料日は安心の象徴でした。
毎月決まった日に何も考えなくてもお金が振り込まれる安心感
この仕組みがなくなることは、 大きな不安だと感じていました。
しかしセミリタイア後、 給料がなくても生活できる状態を作ると、 安心の正体は給料ではなく「支出管理」だったと気づきます。
収入よりも、
- いくらあれば足りるのか
- どこまで減らせるのか
を把握していることの方が、 はるかに重要でした。
会社員時代に過大評価していたもの②
会社からの評価・肩書き
名刺に書かれた会社名や役職は、 自分の価値の一部だと思っていました。
- どの会社にいるか
- どんな立場か
これらが、人間としての信用に直結すると感じていたのです。
会社員時代は「自分」よりも「所属」が先に評価される
しかし会社を離れると、 肩書きは驚くほど早く意味を失います。
その代わり、
- 何ができるか
- どう生きているか
といった中身そのものが問われるようになります。

会社員時代に過大評価していたもの③
忙しさ=充実している感覚
予定が詰まっていることを、 どこか誇らしく感じていた時期がありました。
- 会議続き
- 残業
- 休日も仕事のことを考える
忙しさは充実感と勘違いしやすい
セミリタイア後、 時間に余白が生まれて初めて、 「忙しい=満たされている」わけではないと実感します。
むしろ忙しさは、 考える時間を奪い、 立ち止まる機会をなくしていただけでした。
会社員時代に過大評価していたもの④
周囲と同じである安心感
会社員時代は、 周囲と同じ生活をしていること自体が安心材料でした。
- 同じ時間に働き
- 同じように疲れ
- 同じように愚痴を言う
みんなと同じは楽だが思考停止にもなりやすい
セミリタイアすると、 この「同じである安心感」は消えます。
代わりに必要になるのは、 自分で選んでいるという実感でした。
セミリタイアして分かった本当に大切なもの
過大評価していたものを手放した結果、 逆に重要だと感じるようになったものもあります。
- 自分で決められる時間
- 生活コストをコントロールできる感覚
- 無理をしない働き方
セミリタイアは何かを失うことではなく重荷を下ろすこと
まとめ
会社員時代に大きく見えていたものの多くは、 会社という環境の中で強調されていただけでした。
- 給料
- 評価
- 忙しさ
- 同調
これらを過大評価しなくなったことで、 人生の見え方は大きく変わります。
独身セミリタイアは、 特別な生き方ではなく、 価値観を整理した結果の一つに過ぎません。
会社を離れて初めて見えるものが、 確かに存在します。



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