FIREすれば不安は消える?という幻想
FIREすれば、
「お金の不安から解放される」
「将来を心配しなくてよくなる」
そう思っていませんか?
少なくとも、私の場合は違いました。
2000万円でセミリタイアし、会社を辞めた今でも、
不安はゼロにはなっていません。
2000万円FIREは万全の金額ではない
まず大前提として、
2000万円FIREは「余裕のある金額」ではありません。
生活費を抑え、
投資を前提にし、
働く選択肢も残した「サイドFIRE」だから成立しています。
- フルリタイア前提ではない
- 相場次第で働く選択肢がある
- 贅沢な生活は想定していない
つまり、
少しの前提が崩れればバランスは崩れる
その自覚は常にあります。
投資信託の基準価格が下がると、やはり気分はよくない
長期投資をしていれば、
投資信託の基準価格が下がるのは日常です。
理屈ではわかっています。
- 大半は一時的な下落
- 何度も回復してきた
- 長期で見れば右肩上がり
それでも、
資産額が目に見えて減ると気分は良くありません。
特にFIRE後は、
「給料で取り戻せる」という安心感がない。
会社員時代の
「まあ来月の給料で戻るか」
という思考は使えません。
独身であることのリスクは、FIRE後に強く意識する
病気・事故のリスク
独身FIREで一番リアルに感じる不安は、
病気や事故です。
- 長期入院したら?
- 働けなくなったら?
- 判断能力が落ちたら?
頼れる配偶者はいません。
これはお金がいくらあっても、
完全に解消できる不安ではありません。
老後の不安は消えない
60歳、70歳、80歳になった自分を
今の自分はどこまで想像できるか。
正直、
はっきりとは描けません。
- 社会制度はどうなっているか
- 医療費はどこまで自己負担か
- 今の資産がどれだけ残っているか
独身である以上、
「最悪一人で完結できる設計」を考え続ける必要があります。
インフレが不安を増幅させる
近年、インフレの存在は無視できません。
- 食費
- 光熱費
- 税金・社会保険
生活コストは確実に上がっています。
2000万円という数字は、
インフレ前提では固定値ではない。
実質的な価値は、
年々目減りしていく可能性があります。
それでもFIREを後悔していない理由
理由はシンプルです。
- 不安と向き合う時間がある
- 嫌な働き方をしなくていい
- 心身を壊すリスクが下がった
会社員時代の不安は、
考える余裕すらなかった不安でした。
今の不安は、
考え、対処し、選択できる不安です。

不安への私なりの向き合い方
私が意識しているのは、この3つです。
- 相場はコントロールできないと割り切る
- 長期でダメなら「働く」を選ぶ
- 今日できることに集中する
不安を消そうとしない。
不安がある前提で設計する。
それが、
2000万円セミリタイアを続ける現実的なスタンスです。
結論
FIREしても不安は消えない。
ただし、不安と引き換えに「自由な時間」を手に入れた。
2000万円セミリタイアは、
勝ち逃げでも、完全な安心でもありません。
それでも、
不安を抱えながら「自分の人生を自分で考えられる」
その状態に価値を感じています。
FIRE後の不安と現実のリアル体験をまとめて読む
2000万円でFIRE後の不安と現実の実体験をテーマ別にまとめました。
気になる内容から読んでみてください。



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