はじめに:FIRE後、気づいた大きな変化
FIRE(Financial Independence, Retire Early)を達成してから、生活の中で最も大きく変わった習慣の一つが「SNSを見なくなったこと」です。完全にやめたわけではありませんが、以前のように暇さえあればタイムラインを眺めることはなくなりました。
FIRE前は「情報収集のため」「世の中の流れを知るため」と自分に言い聞かせ、X(旧Twitter)やInstagram、YouTubeを頻繁にチェックしていました。しかし、FIRE後の生活を送る中で、SNSが自分に与えていた影響の大きさに気づくことになります。
FIRE後は「幸せの基準が変わることで、SNSが自然と不要になる」という気づき

SNSを見なくなった理由①:比較から解放された
他人の人生と比べる必要がなくなった
SNSは基本的に「他人のハイライト集」です。成功体験、旅行、贅沢な食事、フォロワー数。FIRE前は無意識のうちにそれらと自分を比較し、焦りや不安を感じていました。
FIRE後は「自分の生活はすでに完成している」という感覚が強くなり、他人と比較する意味がなくなりました。収入や肩書きで競う必要がなくなった瞬間、SNSを見る動機そのものが薄れていったのです。
SNSを見なくなった理由②:承認欲求が激減した
「いいね」を求める心理が消えた
FIRE前は、どこかで「他人に認められたい」「すごいと思われたい」という承認欲求がありました。投稿の反応が気になり、数字に一喜一憂することも少なくありませんでした。
しかしFIRE後は、評価軸が完全に自分の内側に移りました。今日の自分は満足できたか、楽しかったか。それだけで十分になり、SNS上の反応は重要ではなくなったのです。
SNSを見なくなった理由③:時間の価値を強く意識するようになった
タイムラインは時間を溶かす装置
FIRE後、時間は「余るもの」ではなく「人生そのもの」だと強く感じるようになりました。SNSは無料で使えますが、代わりに貴重な時間を大量に消費します。
5分のつもりが30分、1時間と溶けていく。その時間で本を読んだり、散歩したり、考え事をした方が、満足度は圧倒的に高いと気づきました。
SNSを見なくなった理由④:情報過多が幸福度を下げていた
知らなくても困らない情報が多すぎる
炎上、対立、ネガティブニュース。SNSには感情を刺激する情報が溢れています。FIRE後、生活に直結しない情報を大量に浴びる必要はないと感じるようになりました。
情報を遮断した結果、不安やイライラが明らかに減りました。知らないことで失うものより、知らないことで得られる心の平穏の方がはるかに大きかったのです。
SNSを完全にやめたわけではない
目的を持って使うようになった
誤解のないように言うと、SNSを完全に否定しているわけではありません。必要な情報収集や、発信のために限定的に使うことはあります。
ただし「なんとなく見る」ことはほぼなくなりました。目的が終わればアプリを閉じる。この距離感が、FIRE後の生活にはちょうど良いと感じています。
FIRE後に得られた本当の自由
SNSを見なくなったことで得られたのは、時間だけではありません。感情の安定、自分軸、そして静かな満足感です。
FIREは「働かなくていい自由」だけではなく、「見なくていいものを見ない自由」でもあると実感しています。もしSNSに疲れているなら、一度距離を置いてみることをおすすめします。意外なほど、世界は静かで快適です。
まとめ:SNSを手放して見えたもの
FIRE後にSNSを見なくなった理由は、比較・承認欲求・情報過多から自然と離れた結果でした。SNSをやめたから幸せになったのではなく、幸せの基準が変わったからSNSが不要になった。
FIREを目指している人、達成したばかりの人にとって、この視点が何かのヒントになれば幸いです。



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