会社を辞めて最初に起きたこと
会社を辞めた直後、解放感よりも先に来たのは【静けさ】でした。
朝のアラームが鳴らない。
チャットもメールも来ない。
誰からも急かされない。
「自分は今日、何をすればいいのか?」
これまで【仕事=人生の中心】だった僕にとって、仕事が消えた瞬間、軸がなくなったような感覚がありました。
2000万円でセミリタイアしたものの、最初に直面したのはお金の問題ではなく【価値観の崩壊】だったのです。
壊れた価値観① 仕事=人生の中心
会社員時代、平日は仕事、休日は仕事の疲れを取る日。
人生の大半は会社のために使われていました。
でも退職してみると気づきます。
仕事は人生の中心ではなく、ただの「一部」だった。
会社を辞めても、世界は何も変わらない。
自分がいなくても、組織は普通に回る。
・仕事は代替可能
・人生は代替不可能
この事実を受け入れたとき、「自分は会社の一部品だった」という現実が見えました。
壊れた価値観② 忙しい=充実した生活
「忙しい=充実している」
これは会社員時代に無意識に刷り込まれていた価値観です。
予定が埋まっていると安心する。
タスクが山積みだと自分が必要とされている気がする。
しかし、セミリタイア後の生活は真逆です。
予定がない日が普通。
やることがない時間もある。
最初は怖かった。
忙しくない=価値がない、という思い込みが残っていた。
でも徐々に気づきました。
忙しさは充実ではなく、ただの刺激だった。
本当に充実している日は、
静かに本を読んだ日だったり、
散歩しながら考え事をした日だったりします。
壊れた価値観③ 収入=安心
「収入があるから安心」
これは間違いではありません。
しかし会社員時代の安心は、
【会社がある限り収入がある】という前提に依存していました。
FIRE後は違います。
自分で資産管理をし、支出を把握し、生活を設計する。
他人に守られる安心ではなく、自分で作る安心。
安心=収入の額ではなく
安心=支出をコントロールできる状態
2000万円という金額以上に大事だったのは、
「生活コストを把握していること」でした。
収入=安心ではなく、
【仕組み=安心】だったのです。
壊れた価値観④ 会社の評価=自分の価値
これが一番壊れるのに時間がかかりました。
会社では、
役職・年収・評価面談が「自分の価値」の指標になります。
でも退職すると、それらは一瞬でゼロになります。
名刺も肩書きもない。
最初は不安でした。
「自分には何も残っていないのでは?」
しかし時間が経つと分かります。
会社の評価は、会社内での価値にすぎない。
外の世界では通用しないことも多い。
そして逆に、会社で評価されなかったことが外では武器になることもある。
自分の価値は、他人の評価では決まらない。
これはセミリタイアして初めて腹落ちしました。

価値観が壊れた後に見えたもの
価値観が壊れる瞬間は不安です。
しかし壊れたあとに残るのは、
【自分で選べる人生】でした。
・今日は働く
・今日は休む
・稼ぐために動く
・学ぶために動く
すべて自分次第。
会社を辞めた後、
最初に失ったのは安定ではなく【思い込み】だったのです。
まとめ:壊れることは怖くない
会社を辞めて最初に壊れた価値観は次の4つ。
・仕事=人生の中心
・忙しい=充実
・収入=安心
・会社の評価=自分の価値
どれも会社員としては自然な考え方です。
しかしセミリタイアという選択をした瞬間、それらは一度リセットされます。
FIRE後に本当に向き合うのはお金ではなく「価値観」
もし今、会社を辞めることに不安を感じているなら、
壊れるのは人生ではなく【思い込み】かもしれません。
壊れた先にあるのは、
他人基準ではなく、自分基準の人生です。



コメント