20代の見栄が生んだ最大の出費
20代の頃、私は「周りにどう見られるか」を強く意識していました。
特に大きかったのが車の購入です。
社会人になり、ボーナスも入り、「そろそろ車くらい持っていないと恥ずかしい」という空気に流されました。正直に言えば、必要だったというよりも見栄の出費でした。
車は資産ではなく、多くの場合「減価していく消費財」。
購入価格だけでなく、保険・税金・車検・ガソリン代という固定費が積み重なります。
もしあの時、車を持たずに年間50万円を投資に回していたらどうなっていたか。年利5%で20年間運用した場合、その差は数百万円単位になります。
20代の選択は、金額以上に「時間」を失うという意味で重かったと感じています。
金融・経済を学ぶのが遅れた理由
私が本格的に金融や経済を学び始めたのは32歳頃でした。
本来なら20代のうちに学ぶべきだったと今では思います。
では、なぜ学ばなかったのか。
理由はシンプルです。
- サービス残業が当たり前の職場
- 帰宅後は疲労困憊
- 可処分時間を趣味や娯楽に優先
YouTubeや書籍で金融知識を学ぶことは、実はそこまで時間はかかりません。問題は「重要だと認識していなかった」ことでした。
知識は最強のレバレッジです。
知らないことで、何年も遠回りをしました。
30歳からの貯蓄スタートは遅いのか
30歳からようやく本格的に貯蓄を始めました。
当時の方法はシンプルで、余ったお金を貯金するというもの。
しかし今なら断言できます。
それでは資産は増えません。
もし当時から
- 家計簿を徹底
- 先取り貯蓄
- 定額自動積立
を実践していれば、もっと早く資産は伸びていました。
「余ったら貯金」ではなく
「最初に貯金して、残りで生活する」
この仕組み化ができていれば、貯蓄スピードは確実に変わっていたでしょう。

貯金から投資への切り替えタイミング
もう一つの後悔は、投資への切り替えが遅かったことです。
貯金は安心感があります。しかし、低金利時代ではほとんど増えません。
もっと早くインデックス投資に切り替えていれば、複利の恩恵は何倍にもなっていました。
複利は「利回り」よりも「時間」が重要。
早く始めること自体が最大の武器。
20代で月3万円を積み立てていれば、10年後・20年後の景色はまったく違ったはずです。
もし今からやり直すならこう貯める
もし20代に戻れるなら、私はこうします。
① 車は買わない
移動は公共交通機関かカーシェア。
固定費を最小化します。
② 金融リテラシーを最優先
週1冊の読書。
投資・税金・経済の基礎を徹底的に学ぶ。
③ 先取り投資を自動化
給料日当日に積立投資。
生活費は残りでやりくり。
④ 収入アップも同時に狙う
資格取得や副業など、人的資本への投資も忘れない。
まとめ
20代の選択は、金額以上に「時間」を左右します。
見栄の出費
学ばなかった時間
投資を始めなかった数年
その積み重ねが、後から効いてきます。
資産形成で最も大切なのは
「若いうちの意思決定」
とはいえ、過去は変えられません。
だからこそ、今が一番若い日です。
もしこの記事が、これから始める誰かの「数年」を前倒しできるなら、私の後悔にも意味があると思っています。



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